開業時の労務手続き

会社設立には、資金の準備、開業準備、定款の認証、登記などやるべきことがたくさんあります。設立後には、労働保険・社会保険の手続も必要になります。

労働時間や休日、有給などの制度をしっかりと整備し、従業員にも安心して働いてもらい、今後の労務トラブルを避けるためにも、最初の手続きをしっかり行うことが必要です。

後になってから整備しても、従業員の不信感をあおることにもなりかねず、また設立時に大きな助けとなる助成金の申請も保険関係の手続きを怠ってしまうと、申請が却下される場合もあります。

労働条件の計画

労働日、労働時間、賃金などの労働条件の計画

書類作成

雇用契約書などの書類作成、必要に応じて就業規則の作成(従業員10名以上の場合は必須になります)

労働保険の手続き

  • 労働保険関係成立届
  • 労働保険概算保険料申告・納付
  • 雇用保険適用事業所設置届
  • 雇用保険被保険者資格取得届

社会保険の手続き

  • 健康保険、厚生年金保険新規適用届
  • 健康保険、厚生年金保険被保険者資格取得届